ラ・フォンテーヌ(Jean de La Fontaine 1621−1695 )

フランスの詩人。

二十歳の頃聖職に就いたが、後に高等法院付弁護士となり、パリで有名文人

たちと親しく付き合った。1957年頃、宮廷詩人となる。

代表作としては、小話集『コント』、『プシケとキュピドンの恋』などがある。

しかし、彼の作品の中で最も有名なのが、『寓話』(Fables Choisies En Vers 1678−1679)である。

この作品は、イソップ寓話をフランス語の詩形式に韻文化したもので、ルイ14世治下の宮廷風刺など

も盛り込まれ、17世紀フランス文学を代表する作品とされている。

そして今日に至っても尚、児童の道徳教育の恰好の教材として用いられている。
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